声を出せること──Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 埼玉公演初日 

こんばんは、ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~埼玉公演の初日に参加しましたのでその感想を書いていきます。

タイトルは声を出せることでこんなにも素晴らしいものが生まれることがあるんだな〜と思ったので付けました。それだけです。

シャニマスとリステしか書いてなかったのに急にラブライブが出てきて困惑されるかもしれないのでそのへんも書きつつ、あとは公演で印象に残っていることをつらつらと書いていこうと思います。

 

 

 

ラブライブ!スーパースター!!を知ったきっかけ

 自分が初めて見たのは2022/9/17に開催されたCDTVライブライブ!でした。

 同じイベントにノクチル(シャニマスのユニット)も登場予定だったのでそれ目当てで参加してました。チケットを取ったときは「Liella!っていうラブライブのユニットいるんだ〜」くらいの気持ちでしたが、知り合いのオタクが「スパスタは見ろ!」とずっと言っていたのでライブついでに見とこうと思ったのが始まりでした。アニメも曲も出来が本当に良くてヤベ〜と思ってたらライブもダンスヤバくて「あれ、、、一応声優だよな、、、」と疑ってしまうくらいでした。そこからどんどんハマってしまって今に至ります。

 

声出しが初解禁となった単独公演

 コロナ禍に生まれたLiella!にとっては声出しの単独ライブが初でした。

 1stも2ndも、3rdもこの公演までは声が出せないライブとなっていたのもあり、始まる前から会場の熱が高くライブ前の興奮もそうですが、声を届けられる喜びが満ち溢れていたように思えました。WE WILL‼前のキャラクターの自己紹介からオタクの叫び声が聞こえて良かったです。オタクの声を聞いていいな〜って思えるのすごい。ライブは歓声があってこそのライブだなと思う瞬間が本当にたくさんあってそういう時代が帰ってきたんだと実感しました。

 声出しに伴って一番楽しみにしていたのはコール&レスポンスでした。声が出せない公演では演者が代わりにレスポンスしていましたが、オタクがやってこそのものですよね(?)

 レスポンスに入る前の「こんばんは〜」でLiella!が泣きそうになっていて自分ももう泣きそうでした。単純な挨拶で演者もオタクもここまで感動できるのは、耐えに耐え続けた彼女らの軌跡があってこそのような気がしました。

 さあ自己紹介となったところで、歓声を聞いてコーレスの仕方がわからなくなる大熊和奏さん、天才すぎたな〜〜というかこれは2期生全員でそうしようと決めてたっぽく見えてうわあああ!ってなってました(隣の鈴原希実さんの動き的にそう見えた)(とはいえ提案は大熊和奏さんぽい)。この1シーンで2期生がどれだけ1期生を尊敬しているかが伝わってきますよね。2期生にとっての1期生は先輩で、憧れで、一番Liella!を作り上げてきた人たちで、だからこそ最初のコーレスは1期生にしてほしいという気持ちが表れていたように思えました。素敵すぎるぜ。

 1番手のペイトン尚未さんの「ギャラクシー」が返ってきた反応が感動というより驚きと喜びなのがすごくリアルでいいなと思いました。1期生が思い思いに嬉しそうにコーレスをして、2期生が楽しそうにコーレスをしていくと思ったら薮島朱音さんでひっくり返ってしまいました。「うるせえって言えない」ってあの場面で泣いてしまうの愛おしすぎるよ〜(泣)

 そして最後のMCでは、それぞれが思い思いのことを話していて普通にめっちゃ泣いてました。

 Liella!というかこのラブライブ!スーパースター!!というコンテンツが無観客リリイベから始まって、1stライブで初の有観客を出来て、3rdで声がようやく出せるようになるってこの時代だからこそ生まれた奇跡だなと改めて思います。もちろん最初から観客がいて声を出せたほうが良いに思います。ただ、ここまで信じてやってきて辿り着いた1つの結果が生まれるのは嬉しさの深さが違うなと思います。Liella!(特に1期生)がこんなに感情を爆発させていたのがなによりの証拠かなと思います。演者の、ファンの想いが繋がって結ばれて実現できたの、めちゃくちゃLiella!って感じがします。こんなお話脚本家でも書けないと思います。

 

WE WILL!!

 ライブタイトルにもなってるアニメ2期のOPソングで、毎公演最初に披露されました。ツアーでこの曲を聞くと「ライブが始まるぞ…!」って気持ちがグワーってこみ上げてきてそのあとのライブを凄く楽しみにさせてくれました。

 ただ、この埼玉公演に限ってはもう少しでこのツアーが終わってしまうなという寂しい気持ちもありました(それほどこのツアーが充実して楽しかったからでもあるのですが)。

 鈴原さんが「9人で披露できるWE WILLはあと何回披露できるかわからないから今のLiella!を見てほしい、毎公演WE WILL!!ねって思うかもしれないけど、全部一回きりで全力でやっている(記憶意訳)」とどこかのMCでおっしゃっていて、そのことを曲が始まる前に思い出してました。

 振り返ると毎公演同じ曲を聞いてるはずなのに見るたびに新しい発見があって、今日はどんなLiella!を見せてくれるのか凄く楽しみでした。埼玉公演は初のドーム公演で、今までのツアーにはなかった不安や緊張があって、でも6都市12公演を9人(+1人)でやり遂げてきたLiella!の頼もしい姿を一番感じました。

 

ビタミンSUMMER!

 埼玉公演前に別のフェスでLiella!は初声出しとなって、その際にも披露はされていたのですが、そのときとは熱量が違ったように思えました(そのフェスは行けてないので映像での確認ですが)。

 サビのYEAH!だったりbaby! baby! baby!を会場全体で歌えるの、めっちゃいいですよね(当たり前)。でもサビじゃないところの掛け合いは周りで自分しか声を出していなくて、"声出し久々あるある"なんだろうな〜と思いました。

 

エーデルシュタイン

 結那さんの歌唱力とパフォーマンスはこれまでの公演で証明されていましたが、この規模の会場を一人で掌握しきっていたのがすごかったです。最初の宮城公演からすげーとは思っていたのですが、公演を経るたびに自信がどんどん増していったように感じました。Liella!ではない彼女もまたツアーを通して強く成長をしていたのだなと歌を聞いて思いました。

 埼玉公演に限った話ではないですが、映像の演出良すぎましたね(映像の時差を利用して奥行きをもたせるようなやつ)。

 

私のSymphony ~WE WILL!! Ver.~

 これについては完全に埼玉公演関係ないんですが、どこかで書きとめておきたかったので書いてます、はい。この~WE WILL!! Ver.~を初めて宮城で見たときマジでひっくり返りました。この曲、というかSing!Shine!Smile!→名前呼び合うようにの流れで披露されるのが美しすぎて言うことないです。アニメを経て、1・2期生がそれぞれ成長して、でももちろん葛藤や苦悩もあって、でもその度に9人で乗り越えてきた様子が映し出されていたように思えました。

 シンフォニーのようなバックサウンドと劇のような振付がオタクの想像をかきたていて、何度見てもアレはこうだったんじゃないかとかその振りにはこんな意味があるとか考えちゃいます。

 周年で披露される私のSymphonyは毎度丁寧に作られていて、セトリを作ってる方もこの曲がどういった曲なのかを理解していて凄く好感が持てます(ちょろい)。

 

未来の音が聴こえる

 ドームで見るこの曲は、今までとは違う雰囲気で「あぁ…本当にここまで来たんだ」という感動がありました。初めて宮城で見た曲と本当に同じか?ってくらい違ってました。やっぱりLiella!の表情が全然違うんですよね。自信に満ち溢れていたり、柔和な表情だったり…間違いなくこの埼玉公演が瞬間最大風速だったなと思います。あと演出すごかったです、煙でモニター半分くらい見えなくなって勘弁でしたけど。てっきり風吹かすのかな〜と思ってたんですがもっと派手な演出でしたね。 (風は吹いてたな、ドームなのに)

 

最後に

Liella!ちゃん、ホンマに素敵なライブをありがとうな…。これからもその行く末を追い続けていきたいと思わせてくれるような素晴らしいツアーでした。パフォーマンス・MCで感じられた強い想いをもっと受け止められるようにせなな…と思いました。

初めてパフォーマンスをみた2022/9/17から約半年経つのですが、自分がここまでラブライブ!にハマるとは思いもしなかったですね。本当に謎です。人生なにがあるかわからねぇなぁ〜〜というのが今回得た知見です。

読んでいただきありがとうございました。

 

 

SHINY COLORS 4th LIVE を終えて

こんばんは、タイトルの通りシャニマス4thLIVEに参加してきたのでその感想を書いていこうという記事です。

とは言っても今回は全部書くとあまりにも膨大な時間を要しそうなので、筆者が一番好きな福丸小糸にフィーチャーしたような感じにしようかなと思います。

 

目次

 

 

1.最初の挨拶

<1日目>

「すごいぞー!えらいぞー!って聞かせてくださいね!私に!」ってくらいしかセリフはないんですけど、十分すぎるくらい伝わってきてもうグッときてました。

LandingPointのコミュが頭によぎってすでに「小糸…!」ってなるし、こういうの感じられるとシャニマスやってて良かった…ってなりますよね。

というかそういうセリフをライブで言う事自体、できない自分を卑下しまくっていた子とは思えないくらいの成長っぷりを体感してしまってオジさんはもう……。

 

<2日目>

「すごいぞー!えらいぞー!って自分に言えるようなそんなライブにします!」っていや〜好きすぎる。初日を経てのこのセリフはよりグッときてしまいますね。

小糸ちゃんがそんなこと言うと、自分もえらいぞーすごいぞーって自分に言えるように頑張らないとな…ってなるので元気がもらえました。

 

2.手紙

<1日目>

小糸ちゃん可愛らしい字を書きますね…。ガリ勉真面目だし、もうちょい丁寧っぽさとかあっても良いなって気はしたんですけど、サインからすでにこんな字だったしただただ可愛さあふれる字でした。

手紙の内容に関して小糸は1日目と2日目の対比が特に凄いですね。まあそのへんはあとで書くとして、とりあえず1日目見たときの印象とか書いていきます。

1日目のお手紙は今から過去の自分へ向けての手紙のようでしたね。

その過去がどのへんまでのものかは具体的にはわからないんですけど、小糸ちゃんはWING優勝前あたりのようなのかなと思いました。

手紙の内容としてはその当時の自分を振り返った内容が書かれていました。

そこもまあWINGコミュとかサンセットスカイパッセージ(ノクチル追加時の周年衣装)とかからバンバン引用されてて、普通にうう…ってなってました。

にしてもなんで小糸は過去の自分へ激励のメッセージにはしなかったんでしょうか?

直前の樋口円香の手紙はバリバリそんな感じでしたし、小糸もそういう手紙を書くのは結構想像がつきやすいんですよね。

「導いてくれる人がそばにいるから素直に信じてみよう」とかそのあたりのことを書いていても軽率にエモ〜ってなれそうなものですが。

小糸にとって過去から今への経験は、過去の自分にそのまま経験してほしいと願っているくらいに大事だからこそ言及しなかった説とかありそうですよね。

そして過去(の積み重ね)があって、今があることを小糸ちゃんは誰よりも知っているからこそそういった内容にしたのかな〜って考えました。

ライブをただ楽しく見ていたはずなのにこんなに頭を使わされているのが不思議で仕方ないです。

ライブじゃなくてシナリオでやれって思いましたけど、ライブでやるとその後のパフォーマンスがもうめちゃくちゃ解像度が上がっててやられたな〜って感じです。

 

<2日目>

2日目は未来の自分に向けたお手紙でした。

こちらは完全に過去(1日目)との対比でしたね〜小糸ちゃんのお手紙でそんなんするんかって驚きました。

最初の「背中を見てる」は、過去への手紙は当然WINGコミュ「背中みっつ」からのノクチル他3人だと思うんですけど、未来への手紙においての「背中」って、ノクチルのみんななのかと言われると微妙に違う気がするんですよね。

コミュが進んでいくにつれてノクチルもそれぞれなりたいアイドル像が出来てきて、違う方向を向きつつあるように思います。だから今の小糸は3人の背中ではなくて、自分のなりたい理想のアイドルの背中を見ているのかもしれないなぁと思いました。

次の「ひとりじゃない」もそう考えると、もちろんPが隣にいて…ってのはあるんですけど、Pだけじゃなくてノクチル、283プロのアイドルのことを指しているんでしょうね。

そして最後の(ここらへん要約)「すごくない、魔法もない、羽も生えない自分でも、息を切らして少し先の未来へ走っていく」が一番やべ〜ってなりました。

自分なりの解釈を入れて噛み砕いてみると、「彼女は才能がなくても、今後自分の見ている世界が一変するようなことが起きないとしても、自分はただ地道に努力して、自分のなりたい理想のアイドルを目指すこと」を暗示しているように思えました。

その上で、「僕らだけの未来の空」の曲中に「気づけばまた息切らして走っていた」って歌詞が小糸パート且つ、楽しそうに歌うんですよね〜…。せこすぎる。

小糸にとって「しなくちゃいけない努力」から「したい努力」に明確に変わっているようで、その成長っぷりを見て勝手に涙が出てました。GRADでも「何か」のための努力って話があったとは思うんですけど、それを踏まえてってのがまたいいですよね。

というか翼がモチーフ?キー?になるのにそれが生えなくても地上を走っていくって、ちゃんとノクチルっぽいな〜って思いました。(きっとここらへんの話はLandingPointやって曲聴けばわかったくさいけど考察から逃げていました…。)

 

3.楽曲

僕らだけの未来の空

リリイベとか見ているとこんなにでかい箱でやるんだなぁって感じの感動があるし、何回見てもいいなって思えるのはちゃんと「いつだって僕らは」を継承してる感あって好きです。

つなぎのメロディの振りで翼を開いてくやついいですよね。

オタク全員言及してると思うんですけど、ラスサビ終わりに4人で内輪になって顔を見合わせてるの最高にノクチルですよね〜何回見てもニヤケ面が止まりません。アイドルの顔を見合わせる振りってめちゃくちゃ昔からあると思いますけど、ノクチルはアイドルじゃなくて幼馴染みとしての一面もふと感じられるからいいんでしょうかね。

そこからアウトロ終わりに後ろ向く4人が好きすぎるし、あそこの振り付け考えた人にお金をあげたい。

 

今しかない瞬間を

この曲はオタクが好きそうな仕草をめちゃくちゃに詰め込んでますよね。

てかメインステージ戻るときに、浅倉と樋口が全然ファンサしなくて、小糸と雛奈がめちゃくちゃファンサしてるの解釈一致過ぎてホホッwってなりました。

この曲は文面で語ると書くこと多すぎて無理になるのでオタクは映像見てください。以上です。

 

相合学舎

文化祭最終日に「みんな寝ちゃってますかー」ってなかなか寝れない小糸ちゃんは、きっと一番文化祭を楽しんでて終わってしまうことを誰よりも寂しく思っていそうで愛おしさがたまらないですよね。

この曲早すぎるし、ほぼ初見でやるなって感じなんですけど、歌詞中でスプリンクラーをパノラマに例えるのうますぎか〜って唸ってました。

2日目の枕投げで1人狙いして怒るの小糸ちゃん過ぎて好きです。初日の振りを遠目でしか見れなくて残念でした…。

 

4.最後の挨拶

<1日目>

「なんだってできる気がする」ってそれいつ僕の引用じゃん!って勝手に一人で盛り上がってました。この先も成長を見守っていきたいね…と思いました。

 

<2日目>

「次がほしいです!」はイベント「さざなみはいつも凡庸な音がする」の「結局」からの小糸の締めの一言からの引用でいいね〜ってなってました。もっと成長した姿を見せたいという小糸の意思が汲み取れる素晴らしい挨拶で、マスク越しからでもわかるくらいのキモオタスマイルが飛び出てました。

 

5.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

とりあえずこんな感じに雑に振り返って思ったことをつらつらと書いてきましたが、演者の方の想いとかはもちろん、キャラクターの解像度がこんなにもはっきりするライブってなかなかないなって思いました。

あとはそうですね、正直1日目見て、2日目手紙部分除いてまったく同じことやるならう〜んってなってたんですけどこれはこれでよかったかなって感じです。

こういうライブ見てるとコンテンツについていくためにはちゃんと自分自身もアップデートしていく必要があるなって再認識しました(もちろんなんでそれやってんの?みたいななのもきっとある)。

とにもかくにも良いライブでした。書き忘れていましたが4thライブお疲れ様でした。

次の対バンライブも楽しみにしています。

SHINY COLORS 3rd LIVE TOURを終えて

こんにちは、シャニマス3rdに参加してきたのでその感想をつらつらと書いていきたいと思います。

まずはこのコロナの情勢で約2ヶ月に渡ってツアーを無事最後までやり遂げられたこと、本当に良かったな、、、って感じです。

途中無観客になったりもしましたが、最後の最後は全員福岡(自宅)で幸せになれましたね。

 正直全部良くて書きたいですが、そんなに書いていたらいつブログあげられるのか不安になるので特に印象に残ったシーンをピックアップしました。

 

目次にするほど内容ないんですが、わかりやすくするため一応...

 

 

 

特に印象に残った楽曲・シーン

 

名古屋初日「わたしの主人公はわたしだから!」

自分は福丸小糸がシャニマスで一番好きなキャラクターであり、この曲はツアーで一番聞きたかった曲だったので素直に嬉しかったですね。

ノクチルの一番手としてソロ曲を披露してくれたということですでに泣けましたね。

自分の中でもノクチルで最初の披露は小糸だと思ってはいたんですが、

それでも、幼馴染に特に強い思いを抱いて、三人の背中に追いつきたいと思っていた小糸がノクチルとして、トップバッターとして一番前を歩いているのは成長をとても感じられましたね...。

2ndでも、いつだって僕らはの2番Aパートで前を歩いていて、ちょっとずつ自分の努力を認められてきているのかなと思うとオジサンは泣かずにはいられなかったです。

ダンスや歌は小糸そのものを体現していて、彼女が掲げていたみんなの居場所になるような、頑張ろうと勇気づけてくれるそんなパフォーマンスばかりでした。

2番の「なんでー!」アレンジ、世界一好きです、ありがとうパフォーマンスしてくれた田嶌紗蘭さん…。

そのあとの最後のMCでも自分の名前ではなく「福丸小糸です」って言い切っちゃうところとかガチで「オイッッ!」って叫んでました(心の中の話です)。

ついでに言っておくとこのあとの公演でノクチルのソロの度に直前に激励しに行ってるのとか聞いちゃうと田嶌紗蘭さんが小糸の声優で本当に良かったなぁとなってしまいました(完)

 

名古屋2日目アルストロメリア「ダブル・イフェクト」と大崎甜花の「また明日」

ダブル・イフェクトは2ndで披露されてはいたんですが、あの衣装でやられるとガチでヤバかったです。衣装はパンフだと羽つきだったのがステージでは羽無しになっていて「わかってるやん…」てなってました(パフォーマンスの都合上とはいえナイス)。

途中で顔を見合わせて笑顔になる三人、公演を重ねるごとに絆が深まっていったのが感じ取れて見てる自分も笑顔になっちゃいましたね。

この日のダブルイフェクトの前川さんの力の入りようがとにかく感じられて、これは今日ソロやるんだろうなと思いましたね。声のデカさ(前川さんはいつもめちゃくちゃ声デカい)と表情が初日とは打って変わっていて、前川さんのキャラクターに対するアツさを特に感じました。

そして「また明日」、最初の周りを見て一人で歩き出すシーンでもう涙目でした。

というかあのイントロが卑怯でなぁ…。

寂しくて、儚いような曲調で、また明日も会おうねとそっと語り掛けてくれる甜花ちゃんが本当にそこにいたんですよね。また聞きたいね……。

 

名古屋2日目風野灯織「スローモーション」とイルミネーションスターズ「Happy Funny Lucky」

灯織の「スローモーション」、初めて聴いたときからこれはやばいなぁとは思っていたんですがライブだとその何十倍もやばかったですね…。

アイドルとして健気に、でもユニットではない一人でいる辛さを寂しそうに苦しそうに歌いあげる灯織の姿にめちゃくちゃ感動してしまいました。

この3年間、ユニットで過ごしたたくさんの時間がかけがえのない大切なモノだというのがしっかり伝わってきてました。

加えて、近藤玲奈さん自身もこの時期にソロアーティストとしての活動が本格化し、灯織と気持ちがリンクしていたからこそあのパフォーマンスが生まれたのかなと考えています。

そしてそこからの HFL、明るい曲調、テンポの良いリズムで笑顔で盛り上がる曲なのに灯織ソロ後は笑顔になりながらも涙が止まらないんですよね。

GRADからのユニット回帰を感じちゃうし卑怯でしかなかったです…。

落ちサビ灯織ソロの「だってこんなに大切な仲間たちと同じ時を生きるって奇跡だよ」で完全に顔面が崩壊するし、ユニットへの想いが詰まったソロ曲を灯織が披露して、そのあとに3人でこんな曲歌われたら犯罪なんですよね。

灯織がいなかった東京、福岡でも歌詞の「だってどこにても同じ続いている空の下にいるなんて奇跡だもん」は二人からの灯織へのメッセージのようにも受け取れてオンオオ(泣)になりましたね…。

 

振り付けも東京からは二人用に変わっていて、今いる二人でイルミネというユニットの全力パフォーマンスを見せようとする姿勢は、これがイルミネの魅せ方なんだなあと勝手に通ぶってました。

 

東京初日シャイニーカラーズ「Dye the sky.」

ついにサプライズがありましたね…毎回物議を醸すサプライズですが…。

個人的にはまあいいんじゃないかなとは思いますが(その場にいたので許した)。

3周年当日で、新たに加わったSHHisとこの一年を作っていくというメッセージに思えて素直に良かったかなと思っています。

そしてDye the sky.は2nd以来の披露で、めちゃくちゃアガったのをよく覚えています。着席しながら拳を突き上げてましたね。

サビ前を両方SHHisが歌っている挑戦的な姿勢が良いなと特に思いました。

また1番サビ前の「私であれ」を七草にちか役の紫月さんが歌っているのは流石に「ヴンッッッ」てうなってました。彼女のWING編コミュを読んでわかる通り、誰のマネでもない自分自身であることが重なっていて、にちかの進んでいくアイドル像ってまさしくこんな感じなのかなと思いました。

てかちゃんとした披露がここしかないのもったいなさ過ぎますよね。もっと拳突き上げさせろ!

 

東京2日目櫻木真乃「ありったけの輝きで」

東京2日目、まさかの無観客で行われ、やるせない気持ちが強かったですよね。まあ自分はチケット持ってないし別のイベント行ってたしでアレなのですが。

真乃の曲は超王道で一番シャニマスのアイドルを感じられますし、パフォーマンスを見てもやっぱりセンターは櫻木真乃で関根瞳さんなんだなぁと思います。表情や歌、仕草どれも楽しそうにしていて、こちらが癒されるようでした。

そして最後の関根瞳さんのMC…そんな風に考えていたんだなあと結構驚きましたし心がとても動かされました。あんな関根瞳さんを見て好きにならないはずがないんですよね。

 

東京2日目アルストロメリア「Anniversary」

この曲は正直3人ではないと不完全で及ばないものなのかなと自分的には考えていたんですが全然そんなことはなかったなと思い直しましたね。2人の千雪さんへ捧げる歌のようにも感じられるしそこの信頼感がより濃くはっきりと見えた気がしました。

あと観客のいないステージで意図しないディストピア感が強すぎてそれも含めよく印象に残ってます。

 

福岡初日和泉愛衣「Going my way」とstraylight「destined rival」

このツアーで楽しみにしていたソロの1つ、愛衣の「Going my way」なんですけど、ピンスポ演出無限過ぎてガチで絶叫してました(心の中で)。

アイドル和泉愛衣もそうでない時の和泉愛衣も本当に好きで、彼女にしか歌えないそんな曲だなと生で聞いて改めて感じました。

そして3人がソロを終えての「destned rival」、それまでも誰かが劣っているというわけではなかったですが、やっぱり3人がソロを披露し終えた状態でのこの曲はグッときました。

仲間で友達でライバル関係ってオタクが一番好むやつ。

 

福岡初日SHHis「OH MY GOD」

初手の拳タッチから完全に心をつかまれてしまいましたね。

ゲームの方で全然聞いてなかったので衝撃がかなりありました。本当に初パフォーマンスかよってくらいの完成度で、以前のシャニマスにはないまた新たな風を感じました。 

初々しさあふれるというより歌唱とダンスであっという間に会場が持ってかれてたのをよく覚えています。音源では物足りないカラダにされちゃいましたね。次聞くときは隣のオタクとグータッチしたいと思います。

カップリングも想像つかないし楽しみだし明日発売してくれ。

 

福岡2日目放課後クライマックスガールズ「五ツ座流星群」

久々5人の披露、パフォーマンス最中 も楽しくてしょうがない方クラの面々が好きすぎました......やっぱ5人だなあって世界中のオタクが思ったことでしょう。というか最後のところで顔見合わせてるの反則すぎる、オタクの好きなやつわかりすぎなんですよね河野さん。5人が一番なのは間違いないですが、こうやって足りない誰かを補って最後に全員揃ってパフォーマンスする、というツアーならではの良さがあった気がします。

白石晴香さんホンマにありがとうな...。

 

福岡2日目ノクチル「いつだって僕らは」

いや~天晴れ…個人的には「いつだって僕らは」の最高点を更新しましたね。

もちろんMDの初披露も3人での披露も2ndのパフォーマンスもめちゃくちゃ好きですが。

4人がただ楽しそうに全力で歌って見せてくれる世界は本当に新しいものばかりなんですよね。幼馴染という関係性だからこその表情・演出・仕草が他のアイドルにはなくてオタクが次々とハマっちゃうんでしょうね......。

一番好きなのは、落ちサビの小糸の「なんだって出来るよ」から雛菜の「1人じゃないから」って呼応して声と想いが強くなるところなんですけど、2日目はそれが1番感じられました。というか田嶌紗蘭さんの音程外してでも伝えたい小糸の想いをのせてる歌声が本当に好きすぎる……。そんな青春具合も含めてめっちゃ好きです。

特に千秋楽で気持ちが乗っていたようにも思えてひっくり返ってました(オタク特有の誇張表現)。

ノクチルやストレイに限らずですが、ソロのバトンをつなぎ終わって披露するユニット曲は演者全員がそれまでにはない自信や絆があってそれを胸に臨んでいるのがすごい伝わってきましたね。感無量。

 

福岡2日目園田智代子「チョコデート・サンデー」

満を持しての披露で、白石晴香さんすげぇって見るたびに思わされます。

MCも聞きたいこと話してくれるしマジでこれで好きにならない人なかなかいないんじゃないかってくらい完璧なんですよね。

カメラワークのデート感良すぎるし、方クラのピンクでアイドルの園田智代子を十分に感じられて言うことがないんですよね、いや本当に。

浅すぎてしっかり言語化できないのが悔しいです大好きです白石晴香さん。

 

福岡2日目「Resonance+」

ツアーで一番成長を感じた曲でしたね。一番最後にこの曲を披露するためのツアーだったんじゃないかって言えるくらい良かったです。

最初なんてハモリが強すぎて何言ってるかわからなかったですが、公演を重ねるごとにアイドルたちが成長して、ツアーの最後で遂に完成したって感じがしました。

スタッフさんから演者さんへのサプライズものってツアーの良さがすごい表れていたなあと思います。途中で演者さんの声がちょっと涙声になってみんなにとってのツアーが終わるんだなと久々にライブが終わって欲しくない寂しい感情になりました。

 

 

セットリスト

オタクの中で賛否両論分かれているらしいですね。

セトリ構成がユニット曲固定でソロガチャが各公演で行われたというのが気に食わなかったオタクが少なからずいるのだと思います。

配信でも見られる公演で、同じユニット曲だとちょっと新鮮味が少ないのかなという意見も正直分かります。まあこれにおいてはツアーに期待していることがなにかみたいな話になると思います。

意外性のあるセトリを期待したり、ツアーでユニット曲全部やりきるような期待をしていた人にとっては、サプライズこそあったもののちょっと物足りなかったのかもしれないですね。

まあ一方でツアーを通しての成長を重きに見る人(自分は割とこっち)もいて多分そういう人はこういったセトリでそこそこに満足できるんだと思います。

ソロを披露する直前の演者さんのユニットでの表情とか、ソロを披露したことでまた一つ強くなったユニットのパフォーマンスとか、たぶん全部が違っていてそれを感じ取るのはオタクの、Pのお仕事なのかもしれません…。

正直配信だとどんなもんかわからないところもありますが、1つ1つの公演にもいろんな想いが重なっていてそれが感じられた公演に文句なんてつけようがないんですよね。

とはいえ自分も超思考派というわけでもないのでSWEET♡STEPやFUTURITY SMILEもめちゃくちゃ聞きたかったです。スノフレも含めそろそろ全部やってくれ。

 

最後に

演者さんもスタッフさんも参加したオタクも全員お疲れ様でした。

こうやってライブについてブログ書けたり、あーだこーだと言える幸せを今感じています。ツアーのこの繋いでいくという感覚はやっぱりワクワクしますね(ミリ3rdしかりシンデレラ5thしかり)

今思うとまだ書き足りないこと結構あったけど(小糸ちゃんのリフレクトサインとか福岡のプラニスフィアとか)とりあえずここまで読んでくださりありがとうございました。

演者さんもスタッフさんも全員の想いが重なって生まれて、次のステージへと旅立つ283プロのアイドルたちをこれからも見届けていきたいと感じさせてくれる最高のパフォーマンスでした。本当に素晴らしかったです。参加出来て良かったです。

とにもかくにもツアーという大きな舞台を乗り超えたシャイニーカラーズが今後どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみでしかないです。

今後の展開も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

Re:ステージ! 1stTOUR INTERSECT~仙台公演~

この記事は「Re:ステージ! 1stTOUR INTERSECT 仙台公演」の感想ブログである。記憶が定かではないために割愛部分があるのはご了承いただきたい。なぜブログにしたいかと言われれば、とても良いライブだったから残しておきたい、の一言に尽きる。

 

 初めに言っておくと、書いている人は日岡なつみさんのファンであり、この仙台公演では日岡さんが声を当てている白鳥天葉、長妻樹里さんが声を当てている緋村那岐咲、阿部里果さんが声を当てている帆風奏の3人のユニット”TROISANGES”がKiRaReの対バンとして出演したライブイベントである。

     ブログ構成は、ライブ前→昼の部→夜の部→全体の感想、で書いたがLumiereとSilent dystopiaは昼夜まとめて書いているのと、記憶があまりにも曖昧な曲の感想はカットしているのでそこらへんはご容赦頂きたい。

ライブ前

 最初に確認だが、ツアーのコンセプトは”intersect”つまり”交差する”であり、先に行われた大阪公演でのセットリストでも顕著に見られた。KiRaRe、stellamarisのメンバーがともにお互いの曲をシャッフルメンバーで歌い、そして各ユニットではライブ前に出していた新曲を歌う構成になっていた。仙台公演でもこうなることは予測が可能で、なかなかみられるものではないため貴重だと思う一方、自分としては少し不安もあった。なぜならトロワの曲はトロワにしか歌えないと思っているからで、2ndライブで見たトロワアンジュの実力はそれほどまでに圧巻であり歌唱力はほかのユニットよりも数段上だと思う。そんなトロワの曲を歌うのはKiRaReには荷が重たいのではという気持ちはあった。

    誤解されないよう書いておくが、トロワが12月にリリースしたニューシングル「Lumiere」はカップリングともに本当に凄い曲で、KiRaReの出していた「ハッピータイフーン」もまたライブで楽しめる楽曲になっていてこれが披露されるのはわかっていたし楽しみでもあったことは忘れないでほしい。

 

ライブ

  昼の部 

   ・Overture~MC1まで

   開場が若干押して5分遅れほどでライブは始まった。開演時間になるとBGMが大きくなり会場が暗くなった。そして華やかな照明とともに聞いたことのあるような音楽が流れ、ライブタイトルの書いてあるバックドロップ幕が照らされ会場の熱が高まっていく。

そしてしばらくの沈黙後、日岡さん、岩橋さん、空見さんが並び、

1曲目「STORIA」が始まった。この曲はトロワの象徴曲とも言え、始まりにふさわしかったと思う。のちにも触れるが岩橋さんと日岡さんは同じ事務所であり先輩後輩関係の二人で、こうやって同じコンテンツのなかで一緒にステージに立ってくれるのはとても嬉しい。またこの曲は個人的にトップレベルに好きな曲なので聴いてないオタクはぜひ聴いてみて欲しい。

 

   2曲目「Do it!!PARTY!!」、全然やるとも思ってなかった、というかKiRaReの方のセトリはあまり考えてなかった。歌唱は先3人以外の6人。この曲ではKiRaRe曲一発目ともありここからのライブを自分たちも楽しんでそしてリメンバーズを楽しませるぞというような意志が感じられた。またコールも多少あって個人的には鬼頭さんパートサビの「タタッタッタラタタッタッタラ♪」がお気に入りでとても良かった。

 

   MC1ではそれぞれの自己紹介とこのライブについてのコンセプトの説明がされた。また「次の曲は~?」という振りで椿本Pしか残らない芸は仲の良さが表れていたと思う。

 

  ・エンゼルランプ~MC2

   3曲目「エンゼルランプ」、こちらはKiRaReから鬼頭さん空見さん田澤さんで歌っていてトロワの曲というよりもKiRaReの曲として歌い上げていた印象が残っている。トロワではなかなかない恋をテーマにした曲であり、独特の振りとコールがある唯一の曲でもあり、聞けて良かった。

 

   4曲目は「Lumiere」、日岡さんが立ち他の二人はひざまづく形で始まった。歌・振り・演出どれも凄かった。歌には初めての試みであるハモりが入り、振りも、実際に天使を見たことはないけれど、天使がいたらこんなだろうと思わせてくれる優雅さと雄大さを感じられた。MVでも多少披露されていたが、ライブではやはりそれ以上だった。テーマである光をイメージして、照明が暗くなって1つの光を際立たせたりと演出も考えられていて感心してしまった。作詞担当のSoflanさんもブログ(あなたの日常、天使足りてますか?)で書いていたが、この曲は背中を押してくれる歌でありその部分の歌詞の表情や歌い方は、天使の上位、大天使を体現していたように思えた。流石トロワ屈指に難しい曲なだけあって、その分より3人のパフォーマンス力が光っていた。 夜の部ではそのパフォーマンスにさらに磨きがかかっていたように見える。この曲はやればやるほどパワーアップするのだろうなと思った。夜の部のMVPを決めるならこの曲に違いない。

 

   5曲目「ハッピータイフーン」、と言えばMV収録で「この曲は、ハッピーの…タイフーンです!」というフレーズが良いとオタクから聞いた。本番でも確か夜の部で鬼頭さんがそんなことを言っててちょっと面白かった。Lumiereで静まり返ったところから一気に会場のボルテージが上がってひたすら飛んでた。サビの振りで演者がクルクル回るのがとても良い。ハッピータイフーンという曲はこのツアーのために作られた一面があると思う。サビの「全部巻き込んで 歌ったり 踊ったり」や「どこへも どこまでも 駆けつける」などはそういう意味も込められているのだろう。楽しかった。

 

   6曲目「ク・ルリラビー」、こちらは岩橋さんと日岡さんのチームバオバブだった。オタクとはこれはこの組み合わせで来そうと話していたため驚きこそなかったが、日岡さんと共演してる時のはしゆかさんは本当に嬉しそうな顔をしていてこっちまで嬉しくなってしまった。この曲は結構な人気曲らしく両部でイントロで叫ぶオタクが多かった気がする。サビの振りコピはやっぱり楽しいね。

 

   MC2は「ゲームコーナー」だった。見えづらいオルスタで立ち続けて見るのでしんどかった記憶しかない。

 

  ・GROWING~終わり

   7曲目「GROWING!!」、こちらも鬼頭さん、長妻さんのプロ・フィットコンビでの披露となった。テンポが早く、コールアンドレスポンスが多くて楽しかった。長妻さんと鬼頭さんも先輩後輩関係らしいが、あまり接点がなかったらしくこうやって共演出来たのは嬉しいと長妻さんが言っていてええ先輩や…ってなってた。

 

   8曲目「Cresc.Heart」、割愛。

 

   9曲目「ステレオライフ」、ハッピータイフーンのカップリングで、静かで対照的な曲である。歌詞はLumiereと同じSoflanさんで、不安と期待、その両方を歌っていてこのツアーで成長していくKiRaReにぴったりな曲だったと思う。振りを見ると、本当に彼女たちがKiRaReのことを大好きなのだなあということが感じ取れた。特に自分のパートではないところでも微笑みながら口ずさんでいた牧野さんと岩橋さん…好きになってしまう。

 

   10曲目「Silent Dystopia」、昼の部最後の楽曲となった。暗転して音楽とともに現れた3人はその曲最大の特徴といえる”黒”をまとった衣装だった。トロワは最初2ndで着用した衣装だったが、このライブのためだけに特別に衣装を用意したらしい。このサプライズには自分含め会場が沸いていたように思えた。振りが今までのようなやわらかいものではなくカッコよさイメージのものになっており、強い意志を感じさせて、ただひたすらに見ているしかないくらい動けなかった。残念ながら席は前のほうでなかったため表情の機微は見えなかったが、日岡さん曰くセクシーまではいかないが普段のトロワでは出さない表情をしてみた、とのことである(夜の部では確かにそんな感じもした)。この曲は3人ともお腹から声が出ていて「Sinfonia」を思い出させるような感じも少しした。歌い始めが阿部里果さんだと曲に勢いがつくなあと思う。昼の部MVPて言うならば衣装サプライズも含めこの曲だろう。長妻さんいわくそこまで練習してないとか言っていてナニモンだよとなってしまった。

 

    最後のMCでは、KiRaReがトロワの曲は難しく苦労したが、練習あとすぐにトロワの3人が駆け寄ってたくさん教えてくれたことや事務所の先輩後輩で歌えたことがとても嬉しかった、とそんなようなことを言っていてトロワのお姉さんぶりや仲の良さが感じられた。

夜の部

   1曲目「月影のトロイメライ」、割愛。

   2曲目「冒険トラベラー」、牧野さん、立花さん、岩橋さん、空見さん、日岡さん、長妻さんの6人で歌われた。この楽曲もまあまあ好きなのだが、2ndを経た今回のツアーに寄せて披露したのだと思うと素晴らしくピッタリだと思った。海の向こうにあるまだ見ぬ景色を確かめに冒険へ出かける、はツアーそのもので、自分のチカラが試されていきその中で自分らしさを見つけていく、それはこのツアーでKiRaReや他のユニットがシャッフルしてこそ得られるもので…あとから思うと天才だなと感心してしまったし、次はKiRaReだけの、新たに成長を遂げたKiRaReの冒険トラベラーが見たくなった。

 

   MC1、自己紹介。 

   3曲目「STORIA」、まさか昼夜2回やるとは思ってなかったが、考えてみればトロワの既存曲でかぶるならSTORIAが妥当だった。メンバーは田澤さん、牧野さん、立花さんのKiRaReから3人が歌った。正直に言うと昼の部よりもパフォーマンスはアレだったような気がしたがKiRaReらしい元気はあっただろう。

 

   4曲目「Lumiere」、先ほども書いたが個人的には夜の部のではさらに完成度が高くなっていたように見えた。

   5曲目「ステレオライフ」、割愛。

 

   6曲目「ク・ルリラビー」、立花さんと阿部さんの二人。阿部里果さんがひたすら立花さんを可愛がっていた。阿部さんはサビの振りを完全にマスターしていて驚いた(昼の日岡さん、名古屋公演の佐藤さんは上半身だけの振りだった)。それほどにこのライブに真剣であったのは純粋に嬉しい。

 

   MC2、ゲームコーナー、であったが、最前のオタクが座り始め会場全体が座る形になり足は疲れないしステージは見えやすいし快適に過ごせた。

 

   7曲目「君に贈るAngel Yell」、これをトロワ3人と牧野さん、立花さん、田澤さんの6人で歌った。トロワのテーマが"天使"なだけあってテンションが上がってしまった。2ndライブでもトロワ3人は歌っていたが、またそれとは一味違った良さがあったと思う。ここでやるAngelYellはまさにトロワの天使とKiRaReの青春みあふれた元気を掛け合わせているintersectな楽曲であり、とても気持ちの良いものだった。書いている今でもまたKiRaReとトロワのコンビで聞きたい。

 

 

   8曲目「Sinfonia」、AngelYellを歌っていない岩橋さん、鬼頭さん、空見さんの3人の歌唱。この曲は阿部里果さんのめちゃくちゃ大きい声が印象的で、トロワ3人もまたLumiereが出る前はSinfoniaが一番難しいと語っていた。そんな楽曲をこの3人で歌い上げていて、KiRaReの底力を感じた。阿部さんパートを岩橋さんが担当していて、その手は緊張で震えていたが、ラスサビは本家を思わせるような素晴らしい歌声だったと思う。めっちゃ良かったね…。

 

   9曲目 「ハッピータイフーン」、割愛。

   10曲目「Silent dystopia」、夜の部も昼の部と同じく黒い衣装で出てきて、ハッピータイフーンで熱くなった会場をさらに盛り上げていた。黒衣装はそれぞれちょっとずつ違うのでぜひTwitterやブログ、Instagramを見て欲しい。

 

 

   最後のMCでは日岡さんが「改めて違うユニットが自分たちの楽曲をやってくれると、客観的な視点で見ることができて自分たちでは気づかない新たな発見があった、そして逆に自分たちがKiRaReの曲を歌うことでトロワにはなかったパフォーマンスが出来てとても新鮮だった(意訳)」と言っていてこれこそがこのツアーの狙いなのかなと思わされたし、そしてこのライブで成長した彼女たちの"次"をまた楽しみにさせてくれた。

 

 以下はライブ後の演者さん(日岡さん長妻さん岩橋さんのみ)のツイート

 

 

 全体の感想

   最初に懸念していたKiRaReがトロワの曲を歌う、それを成長過程の1つとして導き出していて納得がいった。コンテンツの枠の中で歌われる曲には上手さだけでなく様々な感情や成長を見せてくれるということを体現しそれをファンに伝える、当たり前だけれども絶対に必要なもので、それがしっかりと表れていたライブだった。だからこそ満足のいくものだったと思う。先ほども書いたが、このツアーはintersectというテーマを背負ったライブで、他のユニットも全部巻き込んでいくことによってKiRaReの成長だけじゃなく他のユニットの新たな一面を引き出していた。そして今度はそのツアーを経て成長したそれぞれのユニットのパフォーマンスが楽しみで仕方ない。ここまで考えた末の選曲、本当に見事で、リステチームを一生信じて行きたいと思わせてくれた。アニメ前にここまでやるとアニメ放送後も色々やってくれそうでとても期待しているし全力で楽しみたいと思う。

 

   そこそこの文量になってしまったのとところどころ日本語がおかしいところもあるなかここまで読んでくれた方には感謝したい。ありがとう。次にブログを書くときはいつかわからないがまた書きたくなったら書きたいと思う。 

 

 以下はこのライブで歌われた楽曲CD

 

KiRaRe 1stアルバム「キラリズム」 通常盤

KiRaRe 1stアルバム「キラリズム」 通常盤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Re:ステージ!】「トロワアンジュ」ミニアルバム「CAMPANELLA」

【Re:ステージ!】「トロワアンジュ」ミニアルバム「CAMPANELLA」

 

 

 

 

Lumiere(初回限定盤)

Lumiere(初回限定盤)