声を出せること──Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 埼玉公演初日 

こんばんは、ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~埼玉公演の初日に参加しましたのでその感想を書いていきます。

タイトルは声を出せることでこんなにも素晴らしいものが生まれることがあるんだな〜と思ったので付けました。それだけです。

シャニマスとリステしか書いてなかったのに急にラブライブが出てきて困惑されるかもしれないのでそのへんも書きつつ、あとは公演で印象に残っていることをつらつらと書いていこうと思います。

 

 

 

ラブライブ!スーパースター!!を知ったきっかけ

 自分が初めて見たのは2022/9/17に開催されたCDTVライブライブ!でした。

 同じイベントにノクチル(シャニマスのユニット)も登場予定だったのでそれ目当てで参加してました。チケットを取ったときは「Liella!っていうラブライブのユニットいるんだ〜」くらいの気持ちでしたが、知り合いのオタクが「スパスタは見ろ!」とずっと言っていたのでライブついでに見とこうと思ったのが始まりでした。アニメも曲も出来が本当に良くてヤベ〜と思ってたらライブもダンスヤバくて「あれ、、、一応声優だよな、、、」と疑ってしまうくらいでした。そこからどんどんハマってしまって今に至ります。

 

声出しが初解禁となった単独公演

 コロナ禍に生まれたLiella!にとっては声出しの単独ライブが初でした。

 1stも2ndも、3rdもこの公演までは声が出せないライブとなっていたのもあり、始まる前から会場の熱が高くライブ前の興奮もそうですが、声を届けられる喜びが満ち溢れていたように思えました。WE WILL‼前のキャラクターの自己紹介からオタクの叫び声が聞こえて良かったです。オタクの声を聞いていいな〜って思えるのすごい。ライブは歓声があってこそのライブだなと思う瞬間が本当にたくさんあってそういう時代が帰ってきたんだと実感しました。

 声出しに伴って一番楽しみにしていたのはコール&レスポンスでした。声が出せない公演では演者が代わりにレスポンスしていましたが、オタクがやってこそのものですよね(?)

 レスポンスに入る前の「こんばんは〜」でLiella!が泣きそうになっていて自分ももう泣きそうでした。単純な挨拶で演者もオタクもここまで感動できるのは、耐えに耐え続けた彼女らの軌跡があってこそのような気がしました。

 さあ自己紹介となったところで、歓声を聞いてコーレスの仕方がわからなくなる大熊和奏さん、天才すぎたな〜〜というかこれは2期生全員でそうしようと決めてたっぽく見えてうわあああ!ってなってました(隣の鈴原希実さんの動き的にそう見えた)(とはいえ提案は大熊和奏さんぽい)。この1シーンで2期生がどれだけ1期生を尊敬しているかが伝わってきますよね。2期生にとっての1期生は先輩で、憧れで、一番Liella!を作り上げてきた人たちで、だからこそ最初のコーレスは1期生にしてほしいという気持ちが表れていたように思えました。素敵すぎるぜ。

 1番手のペイトン尚未さんの「ギャラクシー」が返ってきた反応が感動というより驚きと喜びなのがすごくリアルでいいなと思いました。1期生が思い思いに嬉しそうにコーレスをして、2期生が楽しそうにコーレスをしていくと思ったら薮島朱音さんでひっくり返ってしまいました。「うるせえって言えない」ってあの場面で泣いてしまうの愛おしすぎるよ〜(泣)

 そして最後のMCでは、それぞれが思い思いのことを話していて普通にめっちゃ泣いてました。

 Liella!というかこのラブライブ!スーパースター!!というコンテンツが無観客リリイベから始まって、1stライブで初の有観客を出来て、3rdで声がようやく出せるようになるってこの時代だからこそ生まれた奇跡だなと改めて思います。もちろん最初から観客がいて声を出せたほうが良いに思います。ただ、ここまで信じてやってきて辿り着いた1つの結果が生まれるのは嬉しさの深さが違うなと思います。Liella!(特に1期生)がこんなに感情を爆発させていたのがなによりの証拠かなと思います。演者の、ファンの想いが繋がって結ばれて実現できたの、めちゃくちゃLiella!って感じがします。こんなお話脚本家でも書けないと思います。

 

WE WILL!!

 ライブタイトルにもなってるアニメ2期のOPソングで、毎公演最初に披露されました。ツアーでこの曲を聞くと「ライブが始まるぞ…!」って気持ちがグワーってこみ上げてきてそのあとのライブを凄く楽しみにさせてくれました。

 ただ、この埼玉公演に限ってはもう少しでこのツアーが終わってしまうなという寂しい気持ちもありました(それほどこのツアーが充実して楽しかったからでもあるのですが)。

 鈴原さんが「9人で披露できるWE WILLはあと何回披露できるかわからないから今のLiella!を見てほしい、毎公演WE WILL!!ねって思うかもしれないけど、全部一回きりで全力でやっている(記憶意訳)」とどこかのMCでおっしゃっていて、そのことを曲が始まる前に思い出してました。

 振り返ると毎公演同じ曲を聞いてるはずなのに見るたびに新しい発見があって、今日はどんなLiella!を見せてくれるのか凄く楽しみでした。埼玉公演は初のドーム公演で、今までのツアーにはなかった不安や緊張があって、でも6都市12公演を9人(+1人)でやり遂げてきたLiella!の頼もしい姿を一番感じました。

 

ビタミンSUMMER!

 埼玉公演前に別のフェスでLiella!は初声出しとなって、その際にも披露はされていたのですが、そのときとは熱量が違ったように思えました(そのフェスは行けてないので映像での確認ですが)。

 サビのYEAH!だったりbaby! baby! baby!を会場全体で歌えるの、めっちゃいいですよね(当たり前)。でもサビじゃないところの掛け合いは周りで自分しか声を出していなくて、"声出し久々あるある"なんだろうな〜と思いました。

 

エーデルシュタイン

 結那さんの歌唱力とパフォーマンスはこれまでの公演で証明されていましたが、この規模の会場を一人で掌握しきっていたのがすごかったです。最初の宮城公演からすげーとは思っていたのですが、公演を経るたびに自信がどんどん増していったように感じました。Liella!ではない彼女もまたツアーを通して強く成長をしていたのだなと歌を聞いて思いました。

 埼玉公演に限った話ではないですが、映像の演出良すぎましたね(映像の時差を利用して奥行きをもたせるようなやつ)。

 

私のSymphony ~WE WILL!! Ver.~

 これについては完全に埼玉公演関係ないんですが、どこかで書きとめておきたかったので書いてます、はい。この~WE WILL!! Ver.~を初めて宮城で見たときマジでひっくり返りました。この曲、というかSing!Shine!Smile!→名前呼び合うようにの流れで披露されるのが美しすぎて言うことないです。アニメを経て、1・2期生がそれぞれ成長して、でももちろん葛藤や苦悩もあって、でもその度に9人で乗り越えてきた様子が映し出されていたように思えました。

 シンフォニーのようなバックサウンドと劇のような振付がオタクの想像をかきたていて、何度見てもアレはこうだったんじゃないかとかその振りにはこんな意味があるとか考えちゃいます。

 周年で披露される私のSymphonyは毎度丁寧に作られていて、セトリを作ってる方もこの曲がどういった曲なのかを理解していて凄く好感が持てます(ちょろい)。

 

未来の音が聴こえる

 ドームで見るこの曲は、今までとは違う雰囲気で「あぁ…本当にここまで来たんだ」という感動がありました。初めて宮城で見た曲と本当に同じか?ってくらい違ってました。やっぱりLiella!の表情が全然違うんですよね。自信に満ち溢れていたり、柔和な表情だったり…間違いなくこの埼玉公演が瞬間最大風速だったなと思います。あと演出すごかったです、煙でモニター半分くらい見えなくなって勘弁でしたけど。てっきり風吹かすのかな〜と思ってたんですがもっと派手な演出でしたね。 (風は吹いてたな、ドームなのに)

 

最後に

Liella!ちゃん、ホンマに素敵なライブをありがとうな…。これからもその行く末を追い続けていきたいと思わせてくれるような素晴らしいツアーでした。パフォーマンス・MCで感じられた強い想いをもっと受け止められるようにせなな…と思いました。

初めてパフォーマンスをみた2022/9/17から約半年経つのですが、自分がここまでラブライブ!にハマるとは思いもしなかったですね。本当に謎です。人生なにがあるかわからねぇなぁ〜〜というのが今回得た知見です。

読んでいただきありがとうございました。